MonotaRO vs ミスミG|法人向け調達・ECの成長力を2026年4〜6月期で比較
モノタロウとミスミの違いを一言で
- MonotaRO:幅広い間接資材を、EC・在庫・物流・企業購買システム連携で効率よく届ける会社。
- ミスミ:FA・金型部品を軸に、部品選定から見積もり・加工まで製造業の調達工程をデジタル化する会社。
両社とも製造業の調達DXを支えますが、MonotaROは「幅広い間接材を効率よく買う」ことに強く、ミスミは「設計・加工まで含めて調達時間を短縮する」ことに強みがあります。検索・購買の効率化という共通点はあるものの、主力商品とバリューチェーン上の役割が異なります。
| 2026年4〜6月期 | MonotaRO | ミスミG |
|---|---|---|
| 売上高 | 約977億円 | 1,314億円 |
| 営業利益 | 約142億円 | 178億円 |
| 営業利益率 | 約14.5% | 13.6% |
| 売上高 前年同期比 | 約+20.4% | +32.3% |
| 営業利益 前年同期比 | 約+27.2% | +85.3% |
MonotaROの4〜6月期単独値は、2026年1〜6月累計値から1〜3月期を差し引いた当サイト計算。ミスミは会社公表の4〜6月期連結値。
1. 売上規模はミスミが大きい
ミスミの2026年4〜6月期売上高は1,314億円でした。MonotaROは上期累計1,932.61億円から第1四半期955.82億円を差し引くと、4〜6月期は約976.79億円です。
単純な売上規模ではミスミが大きいものの、事業範囲は異なります。MonotaROは間接資材ECと大企業向け購買連携が中核、ミスミはFA部品・金型部品・VONA・オンライン加工などを展開しています。
2. 連結営業利益率はMonotaROが約14.5%
MonotaROの4〜6月期営業利益は、上期累計273.42億円から第1四半期131.70億円を差し引くと約141.72億円。営業利益率は約14.5%です。
ミスミの営業利益は178億円、営業利益率は13.6%。連結ベースではMonotaROがわずかに上回ります。
3. ミスミはFictiv連結の影響を分けて見る
ミスミの第1四半期には、2025年度から連結したFictivの売上49億円が含まれています。Fictiv単体の事業損益は約6億円の赤字で、のれん等償却約10億円を含めると営業利益への影響は約16億円のマイナスです。
一方でFictivは北米のオンライン加工事業を強化する成長投資でもあります。短期の連結利益率だけでなく、中長期のデジタル調達事業拡大との両面を見る必要があります。
4. 成長率ではミスミが上回る
ミスミの売上高は前年同期比32.3%増、営業利益は85.3%増。AI関連投資を背景としたデータセンター・半導体関連需要と、デジタルモデル施策が成長を牽引したと説明しています。
MonotaROの4〜6月期は当サイト計算で売上高約20.4%増、営業利益約27.2%増。会社は新規顧客獲得、取扱商品拡充、プライベートブランド、エンタープライズ事業の拡大を進めています。
5. 「デジタル調達」でも戦い方が違う
- MonotaRO:間接資材の大規模EC、検索・在庫・物流、企業購買システムとの連携が強み。
- ミスミ:FA・機械部品に加え、meviyやFictivなどオンライン加工・即時見積もりへ領域を拡張。
両社とも調達DXを成長源としますが、MonotaROは「幅広い間接材を効率よく買う」、ミスミは「設計・加工まで含めて製造業の調達を短縮する」という違いがあります。
6. 通期会社予想
| 最新会社予想 | MonotaRO | ミスミG |
|---|---|---|
| 対象期 | 2026年12月期 | 2027年3月期 |
| 売上高 | 3,813.79億円 | 5,320億円 |
| 営業利益 | 530.69億円 | 670億円 |
| 予想営業利益率 | 約13.9% | 12.6% |
通期は決算期が3か月ずれるため完全な同期間比較ではありません。ミスミは2026年7月31日に営業利益予想を550億円から670億円へ上方修正しています。
一次資料
2026年8月24日時点で確認できる会社公表資料を使用。当サイト計算値はその旨を明記しています。
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