スシロー運営F&LCとくら寿司を比較。売上・利益率・海外成長の違い
| 2026年上期 | F&LC | くら寿司 |
|---|---|---|
| 対象期間 | 2025/10〜2026/3 | 2025/11〜2026/4 |
| 売上高・売上収益 | 2,541.82億円 | 1,252.53億円 |
| 営業利益 | 280.80億円 | 24.76億円 |
| 営業利益率 | 約11.0% | 約2.0% |
| 売上 前年同期比 | +24.7% | +6.5% |
| 営業利益 前年同期比 | +43.7% | -14.7% |
営業利益率は各社公表値から当サイト計算。対象期間が1か月ずれ、会計基準も異なるため完全な同条件比較ではありません。
1. 売上規模はF&LCが約2倍
F&LCの2026年9月期上期売上収益は2,541.82億円、くら寿司の2026年10月期上期売上高は1,252.53億円でした。単純な規模ではF&LCが約2倍です。
成長率もF&LCが24.7%増、くら寿司が6.5%増で、上期時点ではF&LCの伸びが大きくなっています。
2. 営業利益率の差も大きい
F&LCの営業利益は280.80億円で営業利益率は約11.0%。くら寿司は営業利益24.76億円で約2.0%です。
外食企業では原材料費、人件費、賃料、出店費用などの影響が大きいため、利益率だけでなく出店局面や地域構成も合わせて見る必要があります。営業利益率の比較で注意するポイントはこちら。
3. 海外スシロー事業は売上940.66億円
F&LCの海外スシロー事業は上期売上収益940.66億円で前年同期比60.0%増、セグメント利益127.62億円で100.3%増でした。上期末の海外店舗数は279店舗です。
スシローを中心に台湾、香港、中国大陸、東南アジアなどで出店を進め、海外事業が連結成長の大きな柱になっています。
4. くら寿司の海外売上は約378億円
くら寿司は上期に北米235.91億円、アジア142.39億円を売り上げ、海外合計は約378.30億円でした。上期末の海外店舗は北米84店舗、アジア62店舗の計146店舗です。
一方、北米はセグメント損失7.15億円、アジアはセグメント利益4.21億円で、単純合計では海外2地域のセグメント損益は約2.94億円の赤字です。くら寿司のセグメント利益・損失は経常利益と一致する指標で、F&LCの海外スシロー事業のセグメント利益とは会計上の定義が異なるため直接比較はできませんが、海外での収益化段階には大きな差があります。
5. 海外成長のフェーズが違う
- F&LC:海外売上が大きく、海外事業自体が高い利益を生む成長エンジンになっている。
- くら寿司:北米・アジアで出店を拡大しているが、北米では先行投資負担が残る。
つまり、両社とも海外成長を進めていますが、F&LCは「海外で利益を拡大する段階」、くら寿司は「海外店舗網を広げながら収益性を改善する段階」と整理できます。
6. 最新の通期会社予想
| 最新通期予想 | F&LC | くら寿司 |
|---|---|---|
| 売上高・売上収益 | 4,850億円 | 2,570億円 |
| 営業利益 | 405億円 | 50億円 |
| 予想営業利益率 | 約8.4% | 約1.9% |
F&LCは2026年8月時点の最新会社予想、くら寿司は2026年6月12日時点の会社予想です。決算期が1か月異なる点にも注意してください。
7. 比較の要点
- 連結売上規模:F&LCが約2倍
- 営業利益率:F&LCが大きく上回る
- 海外売上:F&LCの海外スシロー事業が約941億円、くら寿司の北米+アジアが約378億円
- 海外店舗:F&LC 279店舗、くら寿司 146店舗
- 海外収益化:F&LCが先行、くら寿司は北米改善が焦点
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2026年8月31日時点で確認できる会社公表資料を使用。本記事は情報提供を目的としており、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
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