バンダイナムコとコナミを比較。IP事業・利益率・事業構造の違い
| 2027年3月期Q1 | バンダイナムコHD | コナミグループ |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,284億円 | 129,524百万円 |
| 営業利益 | 692億円 | 45,285百万円 |
| 連結営業利益率 | 約21.1% | 約35.0% |
| 会計基準 | 日本基準 | IFRS |
比較可能性B:期間は同じですが、バンダイナムコHDは日本基準、コナミグループはIFRSです。営業利益率は各社の連結売上高と営業利益から算出した参考比較です。バンダイナムコのセグメント利益とコナミの事業利益を直接同一視しません。
1. 2社の違いを先に整理
バンダイナムコHDはIP軸戦略のもと、トイホビー、デジタル、映像音楽、アミューズメントなど複数カテゴリーへIPを展開します。コナミはデジタルエンタテインメントを最大の収益源としつつ、アーケードゲーム、ゲーミング&システム、スポーツも展開します。
2. 売上規模
Q1売上高はバンダイナムコHD3,284億円、コナミ129,524百万円でした。バンダイナムコの方が連結売上規模は大きいものの、事業範囲と会計基準が異なるため、規模だけで収益力を判断しません。
3. 営業利益・利益率
バンダイナムコHDの営業利益は692億円、営業利益率は約21.1%。コナミの営業利益は45,285百万円、営業利益率は約35.0%でした。利益率はコナミが高い参考値ですが、会計基準差を含むため厳密な同一基準比較ではありません。
4. 利益源の違い
バンダイナムコHDではトイホビー事業が売上1,927億円・セグメント利益539億円、デジタル事業が売上909億円・セグメント利益150億円でした。コナミではデジタルエンタテインメントが売上100,083百万円・事業利益43,870百万円で、Q1全体の大きな比重を占めます。
5. IP横展開
バンダイナムコはガンダム、「DRAGON BALL」、「ONE PIECE」など複数IPを玩具・カード・ゲーム・映像・施設へ展開できることが特徴です。コナミもゲームやカードを含むIPを展開しますが、Q1ではデジタルエンタテインメントの収益寄与が特に大きくなっています。
6. 非ゲーム事業
両社とも「ゲーム会社」だけでは捉えきれません。バンダイナムコはトイホビーやアミューズメント施設を持ち、コナミはスポーツ、ゲーミング&システム、アーケードゲームを持ちます。比較では非ゲーム事業が収益の安定性や変動要因にどう影響するかも確認します。
7. Q1の特徴
両社とも2027年3月期Q1は会社公表ベースで第1四半期として高い業績水準でした。バンダイナムコはトイホビーが強く、コナミはデジタルエンタテインメントが全体をけん引しています。
8. 四半期変動要因
大型タイトルや商品発売、カード・玩具需要、IP人気、開発費、施設運営、海外市場、為替などで四半期業績は変動します。Q1だけで恒常的な収益力や企業の勝者を決めません。
9. 次に見るKPI
- バンダイナムコHD:トイホビーとデジタルの売上・利益、主要IPの展開、下期大型タイトル、通期進捗。
- コナミ:デジタルエンタテインメント売上・事業利益、主要タイトル運営、非デジタル事業、通期進捗。
10. 一次資料
11. まとめ
バンダイナムコHDとコナミは同じ2026年4〜6月期で比較できますが、会計基準が異なります。バンダイナムコの幅広いIPポートフォリオと、コナミのデジタルエンタテインメント高寄与という収益構造の違いを確認することが重要です。
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2026年9月19日時点で確認できる会社公表資料を使用。本記事は情報提供を目的としており、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
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